歩行のリハビリ
パーキンソン病には体がこわばる、バランスが悪くなる、動きが鈍くなるといった症状があります。なにもしないで放置しておくと徐々に関節の柔軟性が低下していき筋肉の緊張も強くなっていきそれらの症状はどんどん進行していきます。ですから、そういった症状の進行を防ぐと同時に機能の改善を目的としてリハビリテーションを行うことはとても大切になってきます。今回は、歩行のリハビリについてお話したいと思います。パーキンソン病の人は歩き始めのときの最初の一歩が出しにくいといった特徴があります。そういったことを歩行訓練によって改善していきます。準備としては、床に横断歩道のような一定の間隔で太線を目印として用意します。パーキンソン病の人にはその間をまたぎ歩いてもらうようにします。ポイントとしては、前かがみの姿勢になりやすいので、まっすぐな姿勢を保ってもらうことと踵(かかと)をしっかりとつけて歩いてもらうことの2点です。歩くときに手拍子や音楽などの音や合図に合わせて行うと足が出やすくなります。このリハビリは転倒の危険がありますので、注意して行うようにしてください。